こんばんは〜
今日はちょっと真面目〜な話を・・
最近特にTPPについて世間がにぎやかになっています。
一農家として、この問題を改めて考えてみます。
私の考え)
TPPに参加するかしないかは、この際どうでもいいと思っています。
もしするならば・・ 他の国同様、国内農業を保護する政策を取るべきだと思います。
よくこういった助成や保護について「数%の農業に対して、他の産業や人が損をするのはフェアじゃない」というようなことを言われたりします。
農業は「食」を生産する産業で、他の産業と全く同一線上で考えることはできないと思います。
これは、国防と同じで国策として、ある程度「食」の安全保障をしていかなければならないからです。数%の産業、数%の農業人口、40%足らずの自給率・・は国の農業政策(=食の安全保障政策)が失敗した結果だからと思います。
っで、具体的に海外の国の政策を覗いてみました。
フランスの例)
フランスのGDPは2.5兆ドル(日本は5兆ドル)でEUの農業保護政策(CAP)で、毎年100億ドルほどの戸別保障の為の助成金が下りてきています。(日本の戸別保障制度の予算は50億ドル)
その他の政策がどのような物かはわかりませんが、GDPが半分の国で倍の補助金ということは・・(少し乱暴な計算ですが)単純に日本の戸別保障制度の4倍は農家に支払われているということになります。
農業大国といわれるフランスの農業の実態は、こういうことなんですね。
逆に言うと、これくらい保護しておかないと先進国の農業は維持できなくなっているということですね。
一部の情報によると(これが正しいのかどうかは確かめてませんのであしからず・・)フランスの農家の所得は8割、アメリカでは半分・・が補償されているそうです。
一方日本では、3000坪の耕地面積で野菜栽培をしているとボーナス平均の半分ほどしか受け取れません(これはもう"所得補償"ではありませんよね)
っで、今回のTPPについて・・
開国するならば、それなりの国内農業の保護を他所の国のように準備しておかなければ、たぶん大変なことになるんじゃない??っと思います。
「他の産業はそこまで保護されてないでしょ!」「不公平!」ということであれば・・
確かに、ここまでの保護は無いのかもしれません。でも、かつて日本のお家芸といわれていた家電の「テレビ」は、激しい国際競争の末、もう日本では作ることが出来ない「家電」にほぼなってしまっています。淘汰されて、絶滅してしまってるんですね・・
このような感じに農業(ニアイコール食)もしてしまってもいいのかなぁ??
前述の保護政策をすでに取っている国や、元々全てが安い発展途上国などと関税撤廃して取引をすると、いくら品質がいいから(かつてテレビもそうでしたが)といって・・私は"一撃必殺"のような気がしまっす。。。
悩ましい問題です。
では、今日はこの辺で〜
posted by Paradox at 20:39|
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農業に関連すること